©ほったゆみ・小畑健/集英社 ©歌絵巻「ヒカルの碁」製作委員会
大人気漫画「ヒカルの碁」!その舞台化作品がついに開幕しました。
イゴセカでは以前日本棋院で行われたワークショップを取材(イゴセカ記事:めざせ「神の一手」『歌絵巻「ヒカルの碁」序の一手』キャストに聞いた「囲碁の魅力」)しています。
今回は7月5日に行われたゲネプロ公演(ゲネプロ:初日公演の前に行われるリハーサル)とフォトセッションにイゴセカスタッフが参加してきました。
ストーリー
ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いを受け、ヒカルは徐々に囲碁の世界へと足を踏み入れていく。
一方で現代で神の一手に最も近いといわれるプロ棋士・塔矢行洋を父に持つ天才棋士、塔矢アキラはふとしたきっかけでヒカルと対戦し敗北を喫してしまう。
そこから、彼らのライバルとしての果てしない道が始まるのであった。
そして時は流れ中学生になったヒカルは、将棋部の加賀、囲碁部部長の筒井、同級生の三谷らと共に囲碁の世界を更に広げていく。
(歌絵巻「ヒカルの碁」序の一手 公式サイトより)
劇場へ潜入!
「ヒカルの碁」と言えば、囲碁に触れたことがない方でも一度は名前を聞いたことがある作品かもしれません。
囲碁ブームを巻き起こした名作の舞台化ということで期待しつつ、盤上の戦いをどのように表現するのかという不安も抱きながら、いざ劇場へ潜入!
舞台セットにもこだわりが見られます。よく見ると舞台に置かれている台が碁石モチーフです。
後ろの碁石にも思える丸いスクリーンには盤面が映されるなど、間近で観戦している気分になります。
ちなみに、このスクリーンに映る手は俳優さん方に囲碁を教えていた田尻五段と河合六段なのだとか。田尻五段は公式SNS(X)で今作の裏話をたくさん教えてくださっています。 (公式アカウント:https://twitter.com/tajiriyuto)
舞台ならではの楽しみ方もあります。はじめは拙い石の持ち方をしていたヒカルの成長している様が見どころのひとつです。演技ってすごいですね。
上写真:序盤、つまむように碁石を持つヒカル
また、対局前後にきちんと礼をしている演技が印象的でした。アニメや漫画では描かれていない細部まで見ることができるのが舞台作品の醍醐味ですね。
最後のフォトセッションでは、イゴセカのために決めポーズをしていただきました!
みなさん日本棋院で行われたワークショップで鍛えた甲斐があり、かっこよく決めていただきました。
ヒカルの碁が好きな方、囲碁に興味がある方など、様々な方が観劇にきていました。囲碁ネイルで気合を入れている方を発見しました。みなさん思い思いの楽しみ方をされているようです。
歌絵巻「ヒカルの碁」序の一手は、サンシャイン劇場で7月14日(日)まで上演中です。
囲碁を知っている方も知らない方も楽しめる作品です。
今作をみて囲碁に興味を持った方は、ぜひアプリ「囲碁であそぼ!」をプレイしてみてください!ヒカルの碁の世界をもっと楽しむことができます。
【公演情報】
歌絵巻「ヒカルの碁」序の一手
公演日時:2024年7月5日(金)~14日(日)
会場:サンシャイン劇場
〒170-8630 東京都豊島区東池袋3丁目1-4 サンシャインシティ 文化会館4F
ACCESS
公式HP:https://www.hikarunogo-stage.com/
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【日本棋院公式YouTube】動画でわかる囲碁入門(9路盤編)
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【『歌絵巻「ヒカルの碁」序の一手』ワークショップレポート記事はこちら!】
めざせ「神の一手」『歌絵巻「ヒカルの碁」序の一手』キャストに聞いた「囲碁の魅力」